千両の犬頭神社と第二東名橋脚

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犬頭神社(養蚕とかかわりの深い神社です。)

 
 千両(ちぎり)町のほぼ
 中央を通る県道沿いを
 少し西に入った佐奈川
 沿いにある。
 ご神木は桑の木。



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  犬頭神社の鳥居。
 すぐ横には本殿前の鳥居があります。
 伝説では白い犬が蚕を食べ、鼻
 の穴から白い糸を出した。その量
 が四・五千両(一両が3.75g)にな
 ったが犬は死んでしまった。その
 糸は雪のように白かった。
 その後、犬を埋めた所に植えた
 桑の木に蚕が鈴なりになり、美し
 い生糸が限りなく取れた。
 (豊川の歴史散策より抜粋)
 これが千両(ちぎり)の語源とか。

 犬頭神社案内板
 
 
 本殿(夏は涼しそうです。)
 
 郷社の文字が荒っぽ
 くセメンで塗ってあり
 ました。これはマッカー
 サーへの完全な抵抗
 の感じがします。
 他の神社も見て下さい。
 

 千両の辺りは養蚕の産地だったようで、この犬頭神社の住所は糸宅(イトゲ)ですので、関連がよくわかります。
 白い糸を出した犬を埋めたから犬頭神社、尾を埋めた所を大崎、足を埋めた所を足山田と書いた本もありました。
 地名の由来を調べると面白いです。別の本では大崎を本野ケ原の崎だからと書いてありました。

第二東名の工事にビックリ!

犬頭神社の写真をと思い、千両に向け走っていたらデッカイ橋脚に出会いました。高さ100メートルに達するようなデカサ!
早速写真をとりました。見てやって下さい。建築中の方がド迫力だと思います。 撮影日2011.2.16快晴

 
 見上げるともっと迫力を感じます。
 八ツ場ダムの橋脚も凄かったけど、これだけ身近に見るとスゴイ!
 
 千両トンネル工事とありましたので、東京から
 トンネルを抜け、この橋脚を走るわけです。
 凄いと言うか、ここら辺に出没したサルさん達
 はどうしたか?