莵足神社(うたりじんじゃ)

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豊橋から国道1号線で岡崎方向を走り、豊川放水路の橋を渡り、二つ目の信号(多分)の左上にあります。
ここでも三河国司の大江定基の足跡がありました。

10世紀の歌人能宣がこの地を尋ね
 「いづかたに寄りて渡らむ志香須賀の たむけの神に先づは告げまし」(能宣集)と口づさんだ「たむけの神」が祀られている神社です。
 このたむけの神は初代、穂の国の国造であった莵上足尼(なかみのたる)の命(みこと)であり、7世紀後半にこの地に遷された。
 東三河 郷土散策 鈴木源一郎著より
 往昔栄えた志香須賀の渡し跡は、莵足神社南方にあります。川幅4`の難儀な渡しで、安全な渡しをこの神社に祈ったようです。



 ウサギは莵足神社の紋章
 だから本殿にデカイ兎のハリボテが鎮座し
 てました。
 今年は卯年だから人気があるようです。
 

 鳥居から本殿を見ました。
 格式のある神社です。

 莵足神社と秦の始皇帝から不死の薬探し
 のために派遣され、熊野に着いた徐福との
 縁が書かれています。1300年の歴史がある
 とのことです。
 
 ここでも大江定基の名前が出て来ました。
 この神社では猪の生贄儀式があったが、それを止めさせた
 と書いてあります。大江定基さんは忙しかったようです。

 三河の神社ですから
 盛大に花火をやるようで、
 大筒のデッカイのがしまって
 ありました。
 

 可愛い兎がこの神社の紋章
 ここに重文の経典がしまって
 あるようです。
  
経典があるよと書いてあります。
 
 西の鳥居の横に
 格式を現す石碑があります。